適切な意思決定支援に
関する指針

私たちは、人生の最終段階における医療の決定プロセスに関して下記のような指針を定めます。

人生の最終段階における医療・ケアに関しては、
本人の意思決定によるものを基本とします

  • 私たちは、本人が意思決定を行えるように、本人の状態に応じた適切な情報の提供と説明を行います
  • 本人の意思は状態に応じて常に変化するものであることを理解し、常に適切な情報の提供と対応が行えるように努めます
  • 本人の意思決定においては本人と医療・ケアチームとの合意形成に向けた十分な話し合いを行います
  • 本人が自らの意思を伝えられなくなることもふまえ、家族等も含めた話し合いを行います
  • これらの話し合いに関しては、都度、文書にまとめ記録します

また、本人の意思確認ができない場合には本人にとって何が最善で
あるかについて、本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、
本人にとっての最善の方針をとることを基本とします。

  • 家族等が本人の意思を推定できる場合には、その推定意思を尊重し、本人にとっての最善の方針をとるように努めます
  • 家族等が本人の意思を推定できない場合には、本人にとって何が最善であるかについて、本人に代わる者として家族等と十分に話し合い、本人にとっての最善の方針をとるように努めます
  • 家族等がいない場合及び家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合には、本人にとっての最善の方針をとるように努めます
  • これらの話し合いに関しては、都度、文書にまとめ記録します

令和4年6月1日
医療法人社団さくらホームケアクリニック
理事長 久保 雅弘