訪問看護師二人の共通点・・・・。
愛犬がいること。 U・ェ・Uワン
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今年は皆様を癒しに、わんこが時々ブログへ登場しますよ。
セラピードッグに憧れたのですが、躾ってなかなか難しくて
まだまだやんちゃ盛りっ!
でも独特の愛嬌で癒しをもらっています。(時々写真を出しますね
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さて、最近あった在宅でのお看取りについてお話ししたいと思います。
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病院から癌末期の患者様が帰ってこられました。
帰ってきた日にはすでに寝たきりの状態でした。
意思疎通はしっかりされており、家族は本人の思いを熱心に聴き、
一生懸命介護をされました。
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入院中から、毎日面会に行かれ、その場でも介護を熱心にされていたようで、
自宅に帰ってきても、見事に行き届いた介護を実践されました。
そんなご家族がポツリと言いました。
「母は本当に帰ってきたかったのでしょうか・・・・?
私のエゴだったのかもしれません。」
その時には、患者様はすでに傾眠されており
ご本人からの答えは返ってきませんでした。
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「遠くに住んでいた子供が自分の為に退院後同居してくれた。
しかも不足ない心のこもった介護をしてくれた。
これ以上、親孝行なことはありませんよ。
少なくとも家族に見守られ寂しくなかったと思います。」
家族さんには、私なりに患者様の想いを想像しお伝えしました。
数日という短い期間でしたが、患者様はいい笑顔を何度か見せて下さいました。
その時、私たち含めご家族もその笑顔に救われる想いだったと思います。
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“最期のその時まで患者様やご家族が
少しでも平安の中で過ごせますように”
と願い、今日も安心と安楽をお届けする為に訪問しています。