皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨年5月、これまで当院で訪問診療させていただいた患者様が1000名を越えました。

これも偏に当院の訪問診療を支えてくださっている多くの皆様・スタッフのおかげと心より感謝しております。

さて団塊の世代と言われている方々が65歳を迎える2020年まで、あと4年を切りました。

現在の人口推計からすると、2020年以降の20年間は高齢者の比率が極端に高い逆ピラミッド型の人口構造が続くとされています。

それに相まって医療費・介護費は年々増大し、すでに国家予算を非常に圧迫しています。

一方で、高齢者の医療・介護を支援する体制はいまだ解決策を見いだせず暗中模索といえる状態がつづいています。

そのことを反映して医療(介護)保険制度は毎年のように激変し、そのたびに実際の臨床(介護)の現場は混乱を呈しています。

恐らく数年先には医療(介護)業界は劇的な変化を遂げているものと予想されます。

現在のように、病院に気軽に通院したり、介護サービスを受けることが難しくなっているかもしれません。

そのような時代が来たとしても、地に足を付け、しっかりと高齢者の医療・介護を支える体制をつくるために、当院は何をすべきか。

院内スタッフの充実が最も重要な直近の課題ですが、その他、在宅医の育成・地域における社会資源のネットワークの構築・認知症対策等々、

対応すべき課題はたくさんありますが、それら一つ一つを解決するため、

多くの方々から知恵をいただきながら、この迫りくる問題を絶対に乗り越えてみせる決意で、本年は一日一日を大事に過ごしていく所存です。

私どもクリニックは本年も在宅緩和ケアを中心に在宅医療の防波堤となる意気込みで尽力してまいりますので、変わらぬご御支援の程どうか宜し くお願い申し上げます。

さくらホームケアクリニック院長 久保雅弘

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