2015年11月8日に行われた

日本プライマリ・ケア連合学会 第11回 秋季生涯教育セミナー(大阪科学技術センター)に行ってきました

『診療所の質改善』 ・ 『緩和ケア』の2つのワークショップに参加してきました。

特に 『緩和ケア』のワークショップでは、看取りの現場におけるロールプレイが行われました。

いろいろな状況下での看取りを、

参加者が交替しながら

各々の役柄(亡くなられた患者様・ご家族・立ち会った医師・看護師)を演じ、、

その役柄の立場・目線で感じ取りました。

これまでの緩和ケアの研修会では、がん告知のロールプレイはありましたが、

看取りのロールプレイはプライマリケア学会としても初めての試みだったそうです。

いつも感じることですが、ロールプレイは本当に勉強になります。

その役柄を演じることで、その立場の方がどのように感じ、どのように考えているのか、

頭で考えるだけではわからないことが、いろいろと見えるようになりました。

患者様の年齢・疾患・病歴・看取りの場所・立ち会った医師との関係等など、

看取りの状況は千差万別で、

医師や看護師・在宅に関わるスタッフはその時々に応じて臨機応変に対応する必要がありますが、

共通して言えることは、

『亡くなったその患者様の最期に、立ち会ったのだ』、という自覚を強く持つこと、

亡くなった方に対する慈しみと残された遺族へのねぎらいと慰めのために、心からの言葉をかけること、

これが最も大切だと思いました。

このたびの研修で学んだことを、今後の在宅医療の現場でも生かせていけるよう一層研鑽を積んでいく決意です。

さくらホームケアクリニック 院長 久保雅弘

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