6月7日(日)、『阪神kampoセミナー(伊丹シティホテル)』に行ってきました。

“女性のこころと漢方”~ストレスに対する漢方治療~というタイトルで、

精神分野に特化した漢方を勉強してきました。

講師は婦人科で不妊治療もされている志馬千佳先生が務めてくださいました。

講演内容は非常にわかり易く、大変有意義なセミナーでした。

『心身一如』、『色心不二』

・・・・・どちらも心と体は切り離させない、お互いに影響しているという東洋医学・仏教哲学の言葉です。

こころの病は身体の不調につながり、逆に体が不調だと精神の変調をきたします。

『過度なストレスによる身体の変調』は、多くの方が経験しているのではないでしょうか。

睡眠薬、抗不安薬、精神安定剤、向精神薬など、、、、処方することもありますが、

過度な精神活動の抑制を起こして、眠気・倦怠感・食欲不振などの副作用を呈することも珍しくありません。

これら精神分野は、私が西洋薬剤の限界を一番感じる部分であるとともに、漢方に期待している分野でもあります。

セミナーでは、ストレスの漢方薬を、主要な生薬で大きく7つのグループに分類されていました。

1)理気グループ(気滞を除く生薬)

2)柴胡+芍薬グループ

3)柴胡+黄芩グループ

4)柴胡+安神剤グループ

5)黄連+黄芩グループ

6)釣藤鈎グループ

7)竜骨+牡蠣グループ

漢方薬を構成する生薬の効能がその漢方薬の効能となり、

漢方薬を主要な生薬で分類することで、処方が絞りやすくなっています。

つまり漢方を構成する生薬をみれば、どのような患者さんにふさわしい処方なのかが理解できます。

セミナーを聴講し、生薬の知識をつければ、私でも処方できるという自信が湧いてきました。

生薬をもっとしっかり勉強することで、少しでも患者さんのお役たてるよう頑張りたいと思います。

さくらホームケアクリニック院長 久保雅弘

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