4月26日(日)、『神戸漢方フォローアップセミナー(於 スペースアルファ三宮)』に行ってきました。

久しぶりに漢方の勉強会に参加することができました。しかも講演内容は非常にわかり易く、大変有意義な時間でした。

富山県で開業されている谷川聖明先生が講師を務めてくださいました。

漢方の基本から実際の処方に至るまで、

従来の症状別・臓器別漢方処方ではなく、漢方医学的な考え方を教えていただきました。

漢方を大きく陰と陽・虚と実の4つに分類し、

まずは患者さんの体調がどのカテゴリーに当てはまるかを決定、

気・血・水のパラメータと、腹診・舌診・脈診からさらにどの漢方を処方するかを絞っていく、

処方が合わなければ試行錯誤で処方を決定していく、

なるほどと、私のような漢方初心者でさえ漢方学的なアプローチができる(気に?)なりました。

西洋医学的アプローチが

 問診・診察・検査⇒診断⇒治療方針・処方の決定だとすると

漢方学的なアプローチは

 問診・診察⇒処方⇒トライ・アンド・エラーで処方を決定していく、ことだと思います。

漢方には検査や診断(病名を決定)というプロセスがない分、処方の選択肢は広くなり、正しい処方の決定・打率向上には経験が必要となります。

日常診療では西洋薬の限界を感じることが多々ありますが、

漢方という選択肢・引き出しを持つことで、患者さんに恩恵がありますように

今後も勉強していきたいと思います。

さくらホームケアクリニック院長 久保雅弘

Share Button