2015年2月1日に兵庫県医師会・小児科医会が主催した小児在宅医療実技講習会に行ってきました。

小児の在宅医療の現状や特殊性を勉強したいと参加しました。

参加者は60名で、小児科の先生方がほとんどであったと思います。

開業医の先生方が主でしたが、大学病院の先生方も少数ですが参加されていました。

朝早くから夕方まで過密スケジュールの講習会で、参加された先生方、本当にお疲れ様でした。

プログラム:

1) 実際に小児の在宅医療をされている開業医の先生方や小児の医療福祉施設の先生方の講義

2) 気管切開・胃瘻に関する実技講習

3) 呼吸リハと小児の診療報酬に関する講義

気管切開管理における気道閉塞・気管軟化症に関する講義が特に印象に残りました。

成人の気管カニューレの交換ではほとんど気にすることもなかった症状ですが、

小児の特殊性として、特に注意しなければいけないと肝に銘じました。

気管腕頭動脈瘻の予防に離断術が行われることがあるというのも驚きでした。

また人工呼吸器の回路における結露予防に、手作りの布カバーが紹介されていました。

布ではなくサバイバルグッズのアルミシートを利用するアイデアが浮かんだので、

今度在宅の現場で試してみたいと思います(透明なアルミシートなんてないですよね)。

当院では脳性麻痺の患者様はいらっしゃいますが、みなさんすでに成人されており、

15歳以下の在宅患者様は過去にお一人だけでした。

ですが在宅での介護を希望する小児の患者様・ご家族は実は沢山おられるのではないかと想像しています。

もし今後当院に小児の在宅医療の依頼があった際は、自信を持ってお受けできるよう、

今回の講義を参考にしながら、小児科としっかりと連携し万全の対応をしていきたいと思います。

さくらホームケアクリニック院長 久保雅弘

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