10月27日(土)に近畿ボツリヌス療法研究会(於ラマダホテル)に参加してきました

参加者のほとんどはリハビリ・神経内科・脳外科の先生方とPT・OTの療法士の方々でした。参加者が多勢で、ボツリヌス療法に関心のある先生方が多いことに驚きました。

講演はボツリヌス療法の概要と実例を交えた有効性に関してでした。痙縮や痙縮にともなう疼痛の治療法としてボツリヌス療法は非常に有効であり、脳卒中などの後遺症をお持ちの方々の生活の質を大きく改善させることができるというものでした。但し、ボツリヌス療法のみではその効果は期待できず、治療後のリハビリが重要であると説明されていました。ボツリヌス療法とリハビリにより歩行障害が改善したという症例報告では、歩行が改善することでリハビリの意欲が更に高まるという好循環をもたらしていました。

今回の研究会に参加させていただき、ボツリヌス療法がいかに魅力的な治療法であるかを再認識しました。在宅でこのボツリヌス療法を実施できれば、たくさんの患者様が喜ばれるとと思います。何とか在宅でこの治療法を実施したいと考えています。まずは当院でも実施できるよう治療手技を習得するための計画を立てています。但し問題は治療後の密なリハビリを在宅で実施することが(介護制度やマンパワーなどが障壁となり)、現状では困難なことです。病診連携やパスの導入が一つの解決策にならないか、検討したいと考えています。実現に向けて頑張ります。

さくらホームケアクリニック院長 久保雅弘

Share Button